もちの備忘録

感想文を書かないと何もかも忘れてしまうので

スプーキーハロウインナイトイベスト感想

2021/10/20

 

内容は遵の不幸体質の紹介とそれに果敢に関わっていく航海、大学生の航海から見て遵はほうっておけない大人であることや、同じように完璧な兄弟が居るのでは?という部分や、これから人と関わろうという気持ちの芽生える遵が描かれていました。

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遵の切れ味の鋭い台詞が大好き

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ちょっと優しくされたくらいでダチ呼ばわりするZACK友達いない人の挙動過ぎてかわいい

そもそもダブエスは夏サービス開始予定のところを直前で延期した為、初期実装予定イベの中でも季節感の強いものは動かせずに残っているのでは?と推察していたのですが、そんな雰囲気があります。

どう考えても初期にやっておくべきイベストでしたし、これを読んだ後にザクロ→インザレイン→エクストラ→バンスト5章と進んだ方が遵の心の変遷を追うには読みやすいです。

(モノクロのキスなども同様にこれを先に読んでから誘惑→壊花→ヤヌス→バンスト5章の順で読んだ方が虎春のことがわかりやすいです。)

 

人と関わろうとする遵の入り口になったのは心優しく共感力の高い航海で、その後烏丸や奏との関わりで人と関わることは気分の良いことばかりではないことを知って、己の怠惰と向き合い、ファントムを続ける覚悟が芽生えて、遵の才能は岬など若い子達を導けるものだと知る。

というのが遵のここまでのストーリーかなと思います。そう考えた方が理解しやすいというだけで、実装順が全てといえばそうなんですが。

 

イベント開始前に「遵は乙女ゲーヒロインだよ」と呟いたら本当にそんな内容で笑いました。

ドジっ子ヒロイン遵に正統派世話焼きスイーツ男子航海、潔癖高校生烏丸、人情派懐っこい後輩岬を取り揃えた乙女ゲーみたいな構図でウケます。

 

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自分で聞くつもりのない黒川が好き

航海の登場ではっきりしましたが、燈は遵の不幸体質にびくともせず個性として肯定はしてくれますが、同時に遵を不幸なまま温存してしまいます。燈は遵を不幸から守ろうとは(最初はしていたかも知れませんが)せず、変えようともしません。ここの燈の反応は想像通りでした。

遵は今、ファントムの作曲家としてステージの出来に悔しさを覚えたり、若者達に何かを教えたり、迷惑掛けるから引き篭もろう…ではなく少しでも何かを手伝おうとするなど、自尊心が芽生えて来ています。

「らしくない」遵を見た時燈がどういう行動に出るのか、きちんと知りたいと思えるのか……あたりがピエロに至る山なんじゃないかと思いますので、楽しみですね。

 

この辺と虎春大門問題がしばらく語られるのかな?

燈とフェリさんのこともよろしくね!